当院の感染症対策 〜安全、安心な治療を〜
当院では、感染対策には特に留意しております。患者さんには入口で検温をしていただき発熱がある患者さんは治療をお断りすることがございますので予めご了承ください。
院内スタッフは、定期的に院内設備のアルコール消毒を行っております。また、診療室内での飛沫感染を防止のために、診療台間にロールスクリーンを設置しました。また、エアロゾル感染を予防するため待合室と診療室には、東芝の高機能換気システムを導入。ブルーエアの大容量空気清浄機と合わせてクリーンな室内環境を整えています。
診療時には、患者さん毎の切削器具の交換はもちろんのこと、治療器具の滅菌に関しては、Ao値3000の基準を満たしたミーレウォッシャーディスインフェクターとクラスBのオートクレーブであるリサを導入して欧米基準の滅菌システムで管理しています。
また、診療スタッフも感染予防のためにN95マスク、フェイスシールド、PPEを装着して万全の体制で患者さんに安心安全な医療を提供いたします。診療スタッフの健康管理も万全にして、患者様に安全で安心な歯科治療をご提供いたします。
ミーレジェットウォッシャー
国際規格(ISO)に裏付けされた高性能の歯科用器具洗浄・消毒システム『ミーレジェットウォッシャー』を導入しています。
ミーレジェットウォッシャーは国際規格(ISO15883)に適合しています。国際規格(ISO15883)とは、再生処理可能な医療機器の再生処理(洗浄・消毒・滅菌)に関して規定されたものです。滅菌処理を行う前にミーレジェットウォッシャーによる洗浄・消毒により、病原性微生物を限りなく少なくすることが可能になります。
患者さんの歯の治療に仕様するハンドピースなどは、滅菌処置の前に、このミーレジェットウォッシャーで綺麗に洗浄され、院内感染を予防しています。
クラスBオートクレーブ リサ
クラスBオートクレーブ リサは、小型高圧蒸気滅菌器に関するヨーロッパ規格EN13060に準拠した高性能なオートクレーブです。
小型高圧蒸気滅菌器のヨーロッパ規格EN13060では、小型高圧蒸気滅菌器の性能要件とそれ付随するテスト方法が規定され、医科・歯科などで幅広く使われています。
医科・歯科の治療では、さまざまな形状の医療器具が使われ、それらが常に血液や体液で汚染されます。そしてこれらは、それぞれの形状に適した滅菌サイクルで滅菌する必要があります。
ヨーロッパ規格EN13060には、クラスB・クラスS・クラスNの3種類のクラスにわかれていますが、クラスBだけがすべての形状の被滅菌物を滅菌できます。高性能な滅菌器(オートクレーブ)にて、患者さんに接する医療器具を滅菌して使用しています。
スタッフの対応
当院のスタッフは感染予防の目的から、N95マスク、フェイスシールド、PPEを装着して万全の体制で患者さんの治療にあたっています。患者さんに安心安全な医療を提供いたします。
また、歯科医師、歯科衛生士など、直接患者さんと関わるスタッフは、頻回な手洗いを行うとともに、消毒用エタノールなどにより手指消毒を徹底しています。患者さんごとに行い、手指の清潔を維持した状態で治療にあたっています。さらに、当院で働くスタッフは毎日体温測定を行い、発熱の有無をチェックしています。発熱や倦怠感などの風邪症状がある場合は、速やかに自宅待機にするなど、体調の悪いスタッフは現場で働かないようにしています。